2006年08月19日

前田勝宏

元西武ライオンズの快速右腕。覚えていますか。


1989年夏、神戸弘陵高のエースとして甲子園に出場。
93年にプリンスホテルから西武に入団。
MAX157キロのストレートで、プロ未勝利ながらも注目される。
しかしここから苦難が続く。
野茂に刺激を受け96年に米球界に挑戦をするが、
制球難などでメジャー昇格はならず。

2001年 中日ドラゴンズ
2002年 台湾の興農
2003年 イタリアプロリーグ
2004年 上海イーグルス

と1年ごとに移籍。

上海のプロチームでは出場機会に恵まれず、2005年昨年帰国。
引退も考えるも 「自分には野球しかない」 と思い直し、
知人だったアスピア学園の平良和一郎監督に誘われ、
社会人野球として地元兵庫県に戻る。

束縛を嫌い、西武時代には問題児扱いされたこともしばしば。
「昔は『自分は自分』でした」。だが海外生活で異文化にもまれるうちに、
協調性が身についたという。

チームではコーチ兼任だが、プロ球界復帰の夢はあきらめていない(!)。
一時米国で140キロ以下に落ちた速球も台湾で復活。
制球も苦心の末に改善した。

「プロで1勝もしていないし、やめるのはもったいない。
都市対抗大会優勝とか、とんでもないことをしないと、
お呼びはかからない気はするけど」。

昔はギラギラしてた表情も、今ではだいぶ柔和に。
去年は都市対抗野球に三菱重工神戸の補強選手としても出場している。

前田勝宏
ストレートはまだ148キロ!プロ野球界に復帰ももしかしたら・・・?

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 残念 (2006-11-01 18:53)

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こんなサイトを見つけてしまいました♪

まさかこんなサイトがあるとは思いもしませんでした。


http://www.1happy-net.com/nanpabicban.html
こんなすばらしいサイトを見つけました♪【こんなすばらしいサイトを見つけました♪】at 2006年09月03日 10:30
この記事へのコメント
日本からメジャーに行った、言葉は悪いが「負け組み」のその後を特集してください、特に海を渡ったがメジャー昇格できなかった人々を。決して一流ではない彼らはただ「お金」目的でメジャーに行った訳ではなく、「夢」を求めていた、そんな彼らの挑戦心は称えられると思います。そんなかれらは今・・・
Posted by 40代、今も夢はプロ野球 at 2006年08月20日 07:58
面白いですね。
「メジャー挑戦者のその後」的な感じで。
色々気になる情報もあるので、今度紹介します。
Posted by あきお at 2006年08月28日 19:03
でも、こんな選手がまた、日本球界で活躍したら面白いですよね。
速球は投げれなくとも活躍した選手はたくさんいるし、元阪神でGの松井キラーで有名になった遠山投手だって一度は投手さえも諦めたくらいです。
充分期待できますよね。
Posted by rice at 2006年10月06日 19:43
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前田勝宏
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